平成29年11月5日 五泉市の「第9回ごせん紅葉マラソン」のフルマラソン(フル99戦目)に参加しました。


前回は平成23年11月6日の「第3回ごせん紅葉マラソン大会」のハーフでした。
前回まではハーフが最長距離、今回から始めてフルマラソンも開催、ということで参加しました。
事前にナンバーカード1枚、計測チップ、駐車許可証などが送られてきて、当日受付はありません。
  

駐車券はスタート会場から遠そうで、車で行くか悩みます。
スタート時間は午前9時、電車で宮内駅午前6時17分の電車で行くのが楽そう、お得な切符も使えます。
以前は関門時間など気にしたことはありませんでしたが、夏からハムの調子が良くありません、6時間制限なら何とかなりそうです。
  

関門時間同様、以前は気にしたことはなかったエイド内容、4〜5時間以上も走るとなるとお楽しみはエイドです。
11月2日の木曜日にお得な切符「えちごワンデーパス」1.540円を買いました、普通に買うと片道1.144円(suica)ですからお得です。
前日の夜、ナンバーカードを付けて用意を始めました、短パン+ゲーター、半袖Tシャツ+アームウォーマーの予定、手袋も用意しました。
  

シューズに計測チップも付けました。
当日は朝5時に起きて午前5時40分原チャリで出発、宮内駅から電車です、
駅には6時前につきました、お得な切符「えちごワンデーパス」は当日でも買えます、「えちごツ―デーパス」と勘違いしていたようです。
  

越後湯沢方面から来た長岡駅行きです、長岡駅でスムーズに乗り換え、新津駅で磐越西線馬下行きに乗り換えです。
立客がいるほどではありませんが、席はほぼ満席、ウェア―やシューズなどの格好からすると8割位以上がランナーと思われます。
  

ほとんどの乗客が五泉駅で降りました。
中学生かな?「ごせん紅葉マラソン」の横断幕を持って歓迎ムードたっぷりです。
  

シャトルバスが待っています、1台目に乗れましたが、2台目もすぐ後ろにいました。
さくらアリーナ(村松体育館)前にバスは到着、午前8時23分過ぎ、スタート時間まで40分しかないのに、かなり空いています。
以前参加した時は愛宕中学校、それも今の名前は村松桜中学校ですが、同じ位置同じ建物の様、とても混んでいた印象です。
  

その時の混雑の印象が強く、ハーフだしもう参加はいいかなと思っていましたが、これだけ空いているとまた来年もフルがあれば参加も考えます。
アリーナ入り口でナンバーカードチェックでいただいた参加賞、お餅やタオル、大会プログラムなどが見えます、袋に入れてあるのがありがたい。
  


体育館でハーフ参加の竜ちゃん夫婦(後日結果を見たら奥様は年代別優勝!竜ちゃん7位、WEBのtsuruさん2位)に会いました。
新潟大学を退職後ほぼ30年ぶり、ハーフ参加のりっちゃん先生にも会いました(正確には昨年柏崎潮風でもちょっと)。
竜ちゃんが「9時スタートなのに大丈夫?」、「入り口のおばちゃんに聞いたら3〜4分と言ってた。」
でも心配になって15分位前には「五泉市陸上競技場グランド」に小走りで向かいました、確かに3〜4分でした。


陸上競技場の仮設トイレにも並びました5〜6基でしたが3〜4分待ちで大丈夫、その後スタートラインに並びました。
少しづつ移動してスタート3分前にはスタートラインの最前列から3列目位に移動、知り合いランナーは一人もおらずちょっと残念でした。
少し寒い感じですがなかなかのマラソン日和です、午前9時約800人(会場アナウンスによる)がフルスタートです。


さほどの混雑はありません、5キロ付近の第一折り返しのころには体は温まりましたが、指先がちょっと冷たい。
そうそう、第一折返し前でメイドランナー優さんに会い一言二言、折り返し後は鉄人和田さんの息子さんに会いました。
同じく一言二言、二人共速くついて行けませんでした。


スタート会場への登り手前で右折、以前のハーフで走ったことがある、見たことがあるコースが続きました。
しかし、そのうちその見たことがある景色は終わり、初めてのフル開催のコースへと進んでいきます。


「美味しいパンがあるよ〜」の声、13.3キロのエイドはパンのエイドです、チョコパンとジャムパンを一切れづついただきました。
普段、このような菓子パンをいただくことはないのですが今日は特別です、甘くておいしい。


走っていると目の前の小高い位置に線路、そしてなんとSL{が爆音をと驚かせて走ってきます。
そして目の前を横切る時にポポポーと警笛を鳴らして走っていきました。
姫ちゅはじめ、たくさんのランナーがSLに向かって手を振ります、客車の中のたくさんのお客さんが手を振っている姿が見えました。
なかなかの迫力とサプライズ、感激しました。


「おにぎりありま〜す」と16.5キロのエイドです、「「さといも麺」も食べてって!」の声。
しそのふりかけをまぶした小さいおにぎりをいただき、お汁代わりに「さといも麺」をいただきました。
おにぎりもさといも麺も美味しかったのですが一番美味しかったのは「さといも麺」のお汁というかスープ。
出汁が効いた醤油味で疲れた体にはとてもうれしかったです。


次は土手の上の風が強い当たりだったかな、19.6キロのスイーツエイド、お汁粉寒天(羊かんゼリー)?甘い黄色いお砂糖のかかったラスク?
正確には何だったのかは良く分かりませんでしたが、甘くて美味しくて感謝です。


32.2キロのエイドにはキュウリの串射し?と思ったらキウイフルーツの串射しでした。
冷たくて甘くて、元気が出ます、ちょっと走るとまた女子中学生?「キウイどうぞ」、いいの?」、「どうぞ」、「ありがとう」。
その先でもまた「キウイどうぞ」、「3個目だけど良いの?」、「どうぞどうぞ」で3個もいただいてしまいました。


あと10キロです、次は何が出てくるのか楽しみに歩を進めますが、これが最後の大き目エイド、5か所目の「五泉名物」エイドでした。
コース上に「五泉名物」エイドを含めた、お水&スポーツドリンクエイドやバナナ、チョコレートエイドは10か所かありました。


40キロ辺りから4時間切れないかも?と思い始めました。
ならば午後1時20分のシャトルバスの乗って帰るぞ!、それを逃すと1時間以上待たないとなりません。
目標はあっさりと4時間20分切り、それも完走証もらったり着替えたりの時間を含む、にあっさりと変更です。
結果は4時間04分23秒でした、納得のいくものではありませんが先週の柏崎フルより2分26秒早くなりました。


来週の新発田マラソンでは何とか4時間を切りたい、フル100回目のゴールは何とかサブフォーでゴールしたいものです。


ゴールして急いでチップ返却、完走証受取り、小走りでアリーナへ戻り、荷物をまとめます。
ここでりっちゃん先生ご夫婦に、特にフル参加の旦那様には初めてお会いしました、新潟大学の工学系の教授だそうです。
急いでいたので満足なご挨拶もできず、大変失礼しました。


ダッシュでシャトルバス乗り場、アリーナの玄関前でした、駐車場などに行くバスはいましたが五泉駅行のバスはいません。
定刻の午後1時20分を過ぎましたがバスは来ません、並んでいる列の中から「シャトルバスに間に合っても電車に間に合わなければ意味がない。」
「午後1時56分の電車に間に合わなければ、駅で1時間半以上待たなければいけない。」などとブーイングが出ます。


係員さんは「交通規制で時間がかかっています、すみません」とのことでした。
姫ちゅも「そうだそうだ。」と心の中でつぶやきますが、どうしようもありません。
偶然別の駐車場行のバスに並ぶ南部体育館でご一緒する遠藤さんに会いました。
この大会は54歳以下と55歳以上で分ける大会なので55歳の遠藤さんは上位(後日結果を見たらフル7位)に入ったとか?


バスがきました、確かにまだまだたくさんのランナーが走っている農道?を横切ります、言うまでもなくランナー優先、そりゃあ時間かかるわな!とヘンに納得。
どこをどう走っているのかはまったくわかりませんが、電車の発車時刻より10分以上前に五泉駅について余裕でした。


ここでまた新潟大学の医局でお世話ななったS先生(後日結果を見たらフル4位!)に遭遇、電車は五泉駅始発の様です、電車のベンチシートで2人で横並びに座りました。
マラソン話も盛り上がりましたが、それよりも歯科の話の方がいっそう盛り上がりました。


  

先生とは新津駅で別れ、14:28の長岡行きの電車を待ちます、10分ほどです。
これも逃すと1時間待ちです。
長岡で信越線に乗り継ぎ、宮内駅から帰りました。
  

フルのランナーは800人ほどの様なので、遅くはなりましたが真ん中より良いようです。
参加賞はお餅とタオル、さくらんど温泉には行きませんでした。
気が付きませんでしたし時間がなくて行けませんでしたが、ゴール後には「甘酒の無料提供」や「焼き餅の試食」などのおもてなしサービスもあったようです。
 
6年ぶりの「ごせん紅葉マラソン」、初めての開催のフルマラソンでしたが、知る範囲では大きなトラブルもありませんでした。
そして天気にも恵まれ、スタッフや沿道の住民のおもてなしの心がヒシヒシと感じられ、良い大会だったと思います。
来年もフルマラソンが開催され、日程が合う様なら是非とも参加したいと思わせる大会でした。